衣笠このはの存在意義

Twitterでふと次のようなツイートを見て、ああ、なるほどなぁと思ったわけですが…。

https://twitter.com/nagisano_kanade/status/1157574713754836993

多くの方が指摘しているように、金銭や数字が絡んでくるが故に少しでも利益を出そうとして誰もが似たようなコンテンツを供給し始めていて、正直私も界隈全体がマンネリ化してるなぁと実感しています。それは所謂私の「推し」のVtuberであってもで、(当人には申し訳ないが…)すぐに飽きて配信を閉じたりということが多々。かと言って隙間産業的なコンテンツを作っても誰も見ない。では、結局私たちは何をすればええんやという話になってしまうわけで…。

自己満足だけど数を意識するという、ある意味での矛盾

Vtuberといっても企業が擁する場合から個人が運用しているものまで多種多様ではありますが、少なくとも個人が動かしているVtuberは趣味の延長で行っている場合が殆どです。活動で生計を立てているわけではなく、あくまでも自己実現、或いは他者との交流の手立てとして…他にもVtuberとして活動する理由は多々あると思いますが、結局は「自己満足」に落ち着きます。極端な話、生活がかかっていないのであれば無理に数にこだわる必要はないのですが…これも人間の性なのか、少なからず数は気になってしまうものなんですよね。真新しさを追求してみたけど誰も注目しない、だったら流行に乗るしかなくなる。結局、活動してる本人がそれで満足しているならそれでいいのかもしれませんが、いざ視聴者の立場に回ってみると、どの動画や配信を見ても皆真新しさが無いというのは面白みに欠けます。

Vtuberはこうあるべきだ論争

Twitterでは度々この手の話題で盛り上がることがありますが、今までは不毛だと思って目を背けてきました。Vtuberは(公序良俗に反しないのであれば)自由にやればいいと思ってましたから。ただ、昨今はそうも言ってられないなとも思っています。「こうあるべきだ」は流石に言いすぎな感がありますが、やっぱ皆安定択に走りすぎじゃないか?とは思います。あまり冒険しないというか、リスクに怯えすぎじゃないかとか。斬新なコンテンツってそう簡単に作れるものじゃないんですよね。トライ&エラーの連続で、それらが積み重なって初めてコンテンツとして成立するものだと思ってるので。企業に飼われてる身だと様々な制約があるが故、こうしたトライは難しいかもしれませんが、そうしたしがらみがない個人勢にはそれができます。寧ろそれこそが、個人勢の特権だと言い切ってもいいと思ってます。

ここまでダラダラ書くのもアレなので大雑把に言えば、「個人勢はもっと冒険してもいいんじゃないか?」というのが私の考えです。

衣笠このはの「Vtuberとしての」存在意義

さて、ではうちで運用している「衣笠このは」はどうか。デビュー当初こそ、ダラダラとただ「存在しているだけ」のVtuberでしたが、2019年初頭からは「モータースポーツ」と「クルマ」の愉しさを布教することを主眼に置く方針に切り替えて、新しい取り組みにも多々挑戦してきました。しくじった事例もありましたが、トータルで見ればこのスタイルは正解だったと私は思っています。他のVtuberやその視聴者だけでなく、企業からの見た目というのも活動方針を変える前後で大分変化しました。(これは指摘されるまで全く実感がなかったのですが)娯楽にベクトルが向いてるケースが多いVtuber界隈で、衣笠このはというある種の社会派Vtuberの存在は希有な存在だったようです。お世辞にもバズってるとは言い難い彼女ですが、少しずつその存在は認知され始めています。これも、新しいことにチャレンジし続けた結果です。安定路線を歩むのでなく、敢えて道なき道を突き進むことこそが「衣笠このは」の生き方なんだろうな。

衣笠このはのVtuberとしての存在意義とは、社会派Vtuberとして、「クルマ」や「モータースポーツ」という観点から常に新しい領域を開拓していくこと、そしてVtuber界隈に風穴を開けていくことにあるんだと思います。

衣笠このはのこれからの課題

”「モータースポーツ」と「クルマ」の愉しさを布教する”という方針でこの半年近く活動してきた彼女ですが、「モータースポーツの魅力を布教する」という点では成功していると言えますが、「クルマの愉しさ」を発信できているかと言われるとできてないと答えざるを得ません。(元々準備していた企画が諸事情で事実上凍結状態になったという、此方のミスもあるのですが…)なので、次は「クルマのある生活」という点に重きを置くべきなのかなとも考えています。あとは、Vtuber活動に気をとられすぎて他の活動がおろそかになってきているので、そのあたりとのバランスですかね。うまく両立できるようペース配分を考え直さないといけません。

Vtuber活動は日々試行錯誤の連続ですが、これからもフロンティアスピリッツで進み続けていきます。

Vtuberや実況者のコラボについて考える。

先日、私がプロデュースしているVtuber:衣笠このはちゃん宛にこんな内容のDMが来たのですが…

よくもまあこんなものを初対面の相手に送ろうと思ったな。

このはちゃんから参加の是非について相談を持ち掛けられましたが勿論断らせました。そもそも、GTSportで配信をやっているプレイヤーなんてごまんといるのに何故このはちゃんじゃないといけないのか。数埋めが目当てならなら他の配信者を当たれ。おまけに企画?の内容に関する説明が殆どない。たったこれだけの文章で参加の是非を決めろというのも困ったものです。単刀直入に言えば、礼節を弁えていないし、私利私欲を満たすためだけにこのはちゃんを利用しようという魂胆が丸見えです。

コラボ企画は相手への配慮が第一

こんなことをわざわざ書かなきゃいけないのか…と思ってしまいますが、他の実況者・配信者・Vtuberを巻き込んだ企画というのは、相手に時間を割いてもらって行うものです。特に大手の実況者やVtuberともなれば過密スケジュールの中で動いてる方は大勢いますし、そうした方々が本来自身の活動に充てる時間をわざわざ企画の為に割いていただくわけです。わざわざ自分の時間を割いてまで人様の為に損をしに行こうとする人間はまずいません。企画に誘うのであれば、誘われる側にとっても有益な内容であり、かつ相手に過度な負担を掛けない内容にすること、できることなら、なぜその人でなければいけないのかということをきちんと相手に伝えるべきです。ある程度面識のある相手ならそこまでする必要はないと思いますが、少なくとも初対面の相手には過剰とも取れるくらい丁重な対応を心掛けた方が良いと思います。ここまで書いておいて口だけかと言われるのも癪なので、私やこのはちゃんがindiVtubersGT SERIESの勧誘で送ったDMを一例として掲載します。ご参考までに。

ちなみにこれはこのはちゃんが送ったもので、とある神様系Vtuberの方にお送りしたDMです。何かあれば主催(私)につなぐようアナウンスしています。

 

このはちゃんとのコラボに関して

で、このはちゃん場合はどうかというと…。Twitterでは、案件に関しては彼女に直接DMするように案内していますが、このはちゃんだけで判断しかねた場合は私まで一度連絡するよう彼女から連絡が来ると思います。万が一そうなった場合は九分九厘アウトなんだなと思ってください。(勿論当方の都合でこの限りでない場合もありますが)

このはちゃんも私も、本業と掛け持ちしつつバーチャルレーサーとして、またVtuberとしても活動しているので正直なところスケジュールの調整がシビアです。ただ、仲の良い方や礼節を弁えてる方からの案件であればある程度スケジュールに融通を効かせてなるべく良いお返事ができるよう努めますが、そうでなければ監督権限で却下します。悪しからず。

私とお狐様達の5年間 ~鈴木玲於奈の懺悔~

思えば5年前の今日、諸先輩方に影響されてポケモン実況を投稿し始めて…。その当時は手描き実況自体まだまだ発展途上なカテゴリーであり、私としても全編OP・EDを用意したり当時としては先進的な要素を動画に取り入れてきました。XYからORASに移行する寸前のところで一度諍いが起きたことでそれ以降ポケモンとも疎遠気味になってしまいましたが、失踪だけはしまいと空元気で動画を作っているような状況でした。ORASでも1本だけ動画は作りましたが路線を大幅に変えてしまったことや、独りよがりになりすぎたことで盛大にしくじり、動画制作のモチベーションが完全に消失し第7世代への移行を待つことになります。

「悪狐伝」から「四匹が斬る!」へ

悪統一という枠を超え、「狐ポケモン主軸のタイプ統一」として、タイトルもそれまでの「悪狐伝」から「四匹が斬る!」へと一新して臨んだ第7世代編。そもそもの理由はサン・ムーンの発表の段階で、悪統一にとって逆風となる要素があまりに多く、企画倒れに終わるのが目に見えていたことでした。この時同時に、字幕からフルボイスに路線変更したのも大きな変化でした。元々第6世代に動画を投稿していた時に「字幕よりも声があった方が見やすい」というご意見を頂いていたこともあり、できればフルボイスにしたかったのですが、当時はボイスロイドが普及する前だったこともあり登場キャラクターの数を考えるとフルボイスは実現できそうになく、(所謂「ゆっくりボイス」ではカバーできる範囲が限定的なので導入には消極的だった)後回しになっていたところを、ボイスロイドを導入することでクリア。地声とボイスロイドのハイブリッドという、希有なスタイルは視聴者の目にも斬新に見えたようで、手応えはつかんでいました。

ところが「四匹が斬る!」を投稿していた時の私は、職場環境の劣悪さに端を発して体調が優れないことが多く、かつ、編集量が以前とは比にならず、ペースが上がらずここでも失速。追い打ちをかけるように当時の対戦環境は第6世代のそれとはまるで違い、これまで蓄積してきたノウハウで戦うことは不可能な状態でした。かくして、ウルトラサン・ムーンへの移行を切欠に完全に力尽きてしまい、第一線から退く決意をするに至ります。

自分で自分の首を絞めた結果、負の遺産に

ポケモン実況でコケた原因にはいくつも心当たりがあります。まず、そもそもXYの段階で自分の限界を考えずアクセルを踏んだこと。第6世代から第7世代に移行する際に、動画のクオリティの劣化となるような事態だけは避けたいと考えていました。とにかく、新要素を付け足すことしか考えていなかったのです。また、XYからORASに移行した段階で既に視聴者のニーズが変化していたことに気が付けなっかったのも失敗した理由だと思っています。XYの時はどちらかというと編集で魅せる側面が強い傾向があり、かつての私もそのパターンでした。しかしORASから徐々にその傾向が薄れていたにも関わらず私は編集にばかり拘っていたため、結果的に骨折り損のくたびれ儲けになっていました。

さらに致命的だったのが私自身がコミュ障(厳密には違っていたのだが便宜上このように表記)だったことで、当時は実況者とのつながりが希薄だったため、モチベーションを維持すること自体が難しく、動画制作のアイディアも得にくかったことが問題でした。

コミュ障に人権は無い

こう書くと言い過ぎじゃないかとお叱りを受けること必須なのですが…。少なくとも私にはそう見えてなりません。今年の春からVtuberとして活動を始めてみて分かったことですが、積極的に他者とコミュニケーションをとってる人は得てして成功しているし、(クオリティ云々の話は別問題として)面白い作品を多く発表されている印象です。その逆も然り。私はVtuberとして動き始めてから本格的に他のVtuber・動画投稿者と関わりを持つようになりましたが、他の方から受ける影響は大きいです。一時期、Vtuberとしての方向性が迷走してスランプに陥った時期も、コラボ配信でお話させていただいたことがある私と同期のVtuberのことを思い出し、無事にスランプを克服したことがありました。他の人から影響を受けることが多いのは何も今に始まったことではないのですが、作品だけしか見ない、上辺の情報だけをベースにするのと、実際に作った張本人と言葉を交わすのとでは得られる情報の量も質も違います。ポケモン実況をメインに作っていたあの頃、もっと他の実況者と密な関わりを持っていたら今頃、少しは違う結果になっていたのかもしれません。

この先の話

過ぎたことを悔やんでいても何も始まらないので、ポケモン実況でしくじった経験はしっかり糧にして今後の活動に反映していこうと思います。Vtuberは只でさえ横のつながりが重要な界隈なので、忙しさを言い訳にせず、もっといろんな人と言葉のやりとりができるようにしていきたいですね。動画自体の方向性の話をすると、既に本編最終回や生放送で触れた通り今後は対戦動画ではなく、車載や旅行、ゲーム動画だとストーリー周回プレイなど、負担が少なく、自分のペースで作れる路線にシフトしていこうと思っています。

5年間応援してくれた視聴者の皆様へ

この5年間、半ば私の我が儘に付き合っていただきまして本当にありがとうございました。方向性が二転三転したり、ある日突然失踪したかと思ったらふらりと帰ってきたりと視聴者を翻弄しっぱなしという、実況者としては最低最悪な人間であったにも関わらず、広告や動画へのコメントで温かい声援をくれる視聴者が多く、感謝しても感謝しきれないです。オンライン対戦は本日をもって一線から退きますが、動画自体は不定期で投稿しますし、お狐様やうちの子達も別の形で動画に出してあげようと思ってますので、今後ともうちの子達を可愛がっていただけると幸いです。

5年間、多大なご声援をいただきありがとうございました!

平成30年12月23日

鈴木玲於奈

Vtuberというものに首を突っ込んでみて

そもそもニコニコ動画を活動の拠点としていた私にとって、YouTubeはどこか性に合わないイメージがありました。バーチャルYouTuber(=Vtuber)が台頭し始めた当初も、どこか食わず嫌いをしていたきらいがあり、首を突っ込んでいくべきなのか正直疑問に思っていました。しかし、ポケモン実況者界隈で次々にVtuberとなる方が現れ始め、それも時代の流れか、それならばやってみようかと重い腰を上げていざはじめたところ、意外と悪くないものだなと思えてきた次第です。アバターを用いての実況動画を作る、生放送をするというのはニコニコ動画で活動していたころからやってきたことであり、Vtuberは結局その延長なんだなと実感しました。とはいえ、先に投稿している「お狐様のやりたい放題!」で触れている通り、ガワが変わっても動かしてるのはやっぱり生身の人間なわけですから、Vtuberだからと言って何しても許されるわけでないことに変わりありません。一配信者として、一投稿者として、視聴者に不快感を抱かせるような活動をしないことを肝に銘じて動かねばなりません。

現にVtuber界隈でも、炎上まではいかずともトラブルが元で早々に休止・引退に追いやられた例が散見されます。楽しむのは大いに結構、但し節度を持つこと。自分は関係ないと思わず、明日は我が身だと思って今後の活動に臨んでいく所存です。

「第四巻 おとなだいご塾」に参加させていただきました。

醍醐いきいき市民活動センターさん主催の「第四巻 おとなだいご塾」に参加させていただきました。

途中2回が出勤日と被ったために参加できなかったので、今回で2回目の参加。”「あなたのまちづくりが失敗する理由?!」~目標を達成できるトライアンドエラーの方法を探る!~”と題して、まちづくりを成功させるコツについて講義が行われました。「失敗しないまつづくり」ではないところがミソ。

※以下は私の半ば私の備忘録 (さらに…)

最近のニコ生を見て

この数年でニコ生の環境は変わったなと思う。配信している身から見ると視聴者のコメントの質の低下にまず目が行ってしまうわけだが、最近は生主の質自体も低下してきたとつくづく思う。

4~5年前は(少数ながら中傷や荒らしコメント・配信こそあれど)和気藹々とした雰囲気がどこの生放送にもあった。しかし最近はどうかというと、大抵は視聴者同士・放送主に対する煽りあいか中傷(最近では放送主による中傷も目立つようになった印象が強い)が目立ち、初見の視聴者がとっつきにくい空気になりつつある。それまでニコ生で配信していた、比較的良心的な配信者が続々とニコ生から去って行っているのが拍車をかけているようにも思える。

私は途中からニコ生に移転してきた身のため、ニコ生が出来た初期の頃の雰囲気は分からない。が、ここ数年で随分空気が悪い方向に変わったと実感する。それも、運営や有志が万策尽くしてもどうにもならないくらいに。

そんな環境の中で、いつ炎上や荒らしの巣窟になることを常に気にかけながら配信しなきゃならないのか、というのが私の本音である。正直、疲れるのだ。

懐古といえばそれまでだが、モラルも何もない輩に囲まれてまで配信をやろうとは思わない。ならば、いっそやめてしまった方が良い。

2016年は──

今年は、大きな節目の年になると見ている。まず、ニコ生からの撤退・地域活動への本格的な参入。そして、Webサイト開設10周年。今までのんべんだらりとやってきた自分の活動を今一度見直し、その在り方を問う。去年の暮れからずっとこのことばかりを考えてきた。そしてその答えを実践する時が来るまで、残り2か月弱を残すまでとなったわけである。

これまでイラスト然り映像然り、「創る」ことという一種の特技を趣味として、もっと突っ込んだ表現にするなら自己満足のためだけに使ってきたわけだが、果たしてこのままでいいのかと。ただでさえ社会に還元できるような資質の無い人間がこのまま何もしないでのうのうと生きてることが果たして正しいことなのか。自分の持つ力を自分のためだけに使うのではなく、その範囲が限られたものであっても他者にとって有益なものとなるのなら、積極的に他者のために使うべきではないかと。

趣味のために使うなとは言わぬが、もう少し他者のためになるような使い方を始めていかないといけない。今年は、自分の持つ力のあり方を考え直し、次の10年、20年につなぐ年にしなきゃいけない。不安はあるが行動を起こしていく所存である。