最近のニコ生を見て

この数年でニコ生の環境は変わったなと思う。配信している身から見ると視聴者のコメントの質の低下にまず目が行ってしまうわけだが、最近は生主の質自体も低下してきたとつくづく思う。

4~5年前は(少数ながら中傷や荒らしコメント・配信こそあれど)和気藹々とした雰囲気がどこの生放送にもあった。しかし最近はどうかというと、大抵は視聴者同士・放送主に対する煽りあいか中傷(最近では放送主による中傷も目立つようになった印象が強い)が目立ち、初見の視聴者がとっつきにくい空気になりつつある。それまでニコ生で配信していた、比較的良心的な配信者が続々とニコ生から去って行っているのが拍車をかけているようにも思える。

私は途中からニコ生に移転してきた身のため、ニコ生が出来た初期の頃の雰囲気は分からない。が、ここ数年で随分空気が悪い方向に変わったと実感する。それも、運営や有志が万策尽くしてもどうにもならないくらいに。

そんな環境の中で、いつ炎上や荒らしの巣窟になることを常に気にかけながら配信しなきゃならないのか、というのが私の本音である。正直、疲れるのだ。

懐古といえばそれまでだが、モラルも何もない輩に囲まれてまで配信をやろうとは思わない。ならば、いっそやめてしまった方が良い。

2016年は──

今年は、大きな節目の年になると見ている。まず、ニコ生からの撤退・地域活動への本格的な参入。そして、Webサイト開設10周年。今までのんべんだらりとやってきた自分の活動を今一度見直し、その在り方を問う。去年の暮れからずっとこのことばかりを考えてきた。そしてその答えを実践する時が来るまで、残り2か月弱を残すまでとなったわけである。

これまでイラスト然り映像然り、「創る」ことという一種の特技を趣味として、もっと突っ込んだ表現にするなら自己満足のためだけに使ってきたわけだが、果たしてこのままでいいのかと。ただでさえ社会に還元できるような資質の無い人間がこのまま何もしないでのうのうと生きてることが果たして正しいことなのか。自分の持つ力を自分のためだけに使うのではなく、その範囲が限られたものであっても他者にとって有益なものとなるのなら、積極的に他者のために使うべきではないかと。

趣味のために使うなとは言わぬが、もう少し他者のためになるような使い方を始めていかないといけない。今年は、自分の持つ力のあり方を考え直し、次の10年、20年につなぐ年にしなきゃいけない。不安はあるが行動を起こしていく所存である。

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