虹とポケモンマスター

いつかは来ると思っていた、アニポケ最終回。正確には、「サトシ編の」最終回というべきでしょうか。

アニポケは初代無印編からリアタイしてたのですが、ベストウィッシュ以降は私生活が多忙になったこともあってフェードアウトしていました。そんなわけでもう何年ぶりかのアニポケ、サトシの物語がいよいよ最終章を迎えるということで、残念ながらリアタイは叶いませんでしたが見逃し配信で最終回を見届けてきました。

オープニングの「めざせポケモンマスター」に始まり、(しかも使われたのは初代の映像)カスミ、タケシ、ケンジといった懐かしい面々の登場、エンディングの「タイプ:ワイルド」…初代から見ていた私には嬉しい演出の数々でした。もっと細かいところだと、後半の雨宿りするシーンが初代オープニングを意識したものだったり、もしかしたら他にも見落としてる要素があったのかも…。

サトシは劇中で二度(オレンジ諸島編も含めると三度)チャンピオンになってるわけですが、ポケモンバトルの頂点に立つ:最強のトレーナーになる=ポケモンマスター というのは流石に短絡的なのでは?と思っていたきらいがあり、かといってそれに対する明確な答えが出せずといったなかで、最終回で示された「ポケモンマスターとは何か」という問いに対する答え。それは、「世界中のポケモンと仲良くなること」というのも、いかにもサトシらしい答えだなぁと思うと同時に、とても納得のいくものでした。

最終回というと、どうにもしんみりしてしまうもの(という印象が強い)ですが、すごくすっきりした終わり方で後味が良かったですね。サトシの物語は終わっても、今この瞬間もこの世界のどこかでサトシは冒険を続けている。だから旅を続けていれば:生きていればどこかでまた会えるかもしれない。それでいいじゃないか。

今回は、アニポケスタッフの初代から見ていた視聴者に対する感謝の気持ちが随所に見られる回だったと思います。このような最高の形での大団円にしてくれた製作スタッフの皆様には感謝しても感謝しきれません。幼いころから親しんでいた作品が事実上完結してしまうのは、正直寂しい気持ちもありますが…26年間夢と冒険の世界を見せてくれて本当にありがとうございました。

やっぱり、私はポケモンが大好きです。

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